繰延ヘッジ会計

繰延ヘッジ会計

こんばんは。ナスビです。

 

私は、債権先物取引とヘッジ会計の区別が
はっきりとはついておりませんでした。

 

今日、2種類をよくみておりましたら
ヘッジ会計の方には、

 

「繰延ヘッジ会計を用いて計算する」
という文言が必ず、入っていることに
今更ではありますが、
気付きました。

 

さて、問題を解いてみましょう。

 

問題
国債100口(その他有価証券)を額面100円につき
@92円で購入しました。

 

価格による変動リスクをヘッジ(回避)するため、
国債先物100口を100円につき、
96円で売り建てました。

 

決算日の時価は、
国債@90円、
国債先物@95円
でした。

 

決算日の仕訳を考えましょう。

 

なお、国債現物については、
全部純資産直入法を採用し、

 

国債先物には繰延ヘッジ会計を
採用することとします。

 

仕訳

 

国債現物
その他有価証券評価差額金 200 その他有価証券 200
(@90−@92)×100口=△200(評価差額)

 

国債先物
先物取引差金 100  繰延ヘッジ損益 100
(@96−@95)×100口=100(先物利益)

 

  ※繰延ヘッジ損益の数字はB/S純資産の部に表記します。

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