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2011年12月

純資産の部(その2)

こんにちは。ナスビです。

前回に引き続き、今回も「純資産」です。

早速、純資産の部のフォームを頭に描きながら
問題を解いてみましょう。

問題
次の資料に基づいて貸借対照表の純資産の部の
金額を記入して下さい。

1 決算生理前残高試算表に表示されている金額(一部)
 資本金 18,000,000
 資本準備金 3,000,000
 その他資本剰余金 300,000(借方残高)
 利益準備金  240,000
 別途積立金  150,000
 繰越利益剰余金 180,000
 自己株式   120,000
2 当期純利益 720,000
なお、以下の( )は全部埋まるとは限らず、
金額を埋めることができない時には「ー」を
記入してください。
 
     貸借対照表
○○(株)    平成×年12月31日   (単位:円)
       純資産の部
Ⅰ 株主資本
 1 資本金               (      )
 2 資本剰余金
  (1) 資本準備金      (     )
  (2) その他資本剰余金  (     )
   資本剰余金合計          (       )
 3 利益剰余金
  (1) 利益準備金      (     )
  (2) その他利益剰余金  
     別途積立金     (     )
     繰越利益剰余金  (     )
   利益剰余金合計          (       )
 4 自己株式             (△       )
  純資産合計            (        )

解答
      貸借対照表
○○(株)   平成×年12月31日   (単位:円)
      純資産の部
Ⅰ 株主資本
 1 資本金               ( 18,000,000 )
 2 資本剰余金
  (1) 資本準備金      ( 3,000,000)
  (2) その他資本剰余金  ( ――  )
   資本剰余金合計          ( 3,000,000 )
 3 利益剰余金
  (1) 利益準備金      ( 240,000 )
  (2) その他利益剰余金  
     別途積立金     ( 150,000 )
     繰越利益剰余金  ( 600,000 )
   利益剰余金合計          ( 990,000)
 4 自己株式             (△120,000 )
  純資産合計            ( 21,870,000 )

ポイント
その他資本剰余金、借方残高 300,000に注目しましょう。
これは、会計期間中に自己株式の処分および償却で
その他資本剰余金の残高が負の値(借方残高)になった場合
です。その際は、当該会計期間末において
その他資本剰余金を「0」とし、
当該負の値をその他利益剰余金(繰越利益剰余金)から
減額します。

よって、
180,000+720,000-300,000=600,000
となります。

さてさて、大晦日となりました。
皆さま、良いお年をお迎え下さい。
来年も頑張りましょう。

純資産の部(その1)

こんにちは。ナスビです。

今年も押し迫ってきました。
テレビの年末番組に誘われそうになります...
しかし、じっとガマンして簿記しましょう。

前回、連結貸借対照表における
純資産の部、その他の包括利益累計額の部分を
とりあげました。

今回は、個別貸借対照表を基礎として
株主資本等変動計算書や剰余金の配当の計算、
準備金から剰余金の振替をスムーズに
できるようになるために
まず、個別B/Sの純資産の部を
しっかり頭に入れることをご提案します。

自分のことをお話すると...
ある会計事務所でアルバイトをしていた時のこと...
上司に「○○株式会社の決算短信をパソコンで調べておいて」
と指示を受け...
最終的には事務所独自の分析シートに
必要事項を入力するという仕事を任されたのです。

簿記2級しか持っていないという不甲斐なさを
感じたのはこの時でしょうか。

結局、やり方を教わり、入力したのですが、
まぁ、仕事の遅いこと!!

そんなこんなで私の簿記1級受験人生が
始まったのですが、
その時思いました。

財務諸表の分析がきちんとできるようになると
株への投資もできるようになるのではないか、と。

また、証券会社の説明を信じて投資することの
危うさを感じ、自分で財務分析できるように
なってからでないと株投資はしてはいけない、と
思いました。

そういえば、大学時代、
教授が「自分で企業の財務分析ができるように
なりなさい。そして自分の投資に責任が
持てるようになりなさい」と
指導されました。

話をもとに戻します。

個別B/Sの純資産の部のフォームを
以下に示します。覚えましょうね。
きっと、簿記1級合格だけではなく、
将来、役に立ちます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

     貸借対照表
      純資産の部

Ⅰ 株主資本
 1 資本金
 2 資本剰余金
  (1) 資本準備金
  (2) その他資本剰余金
 3 利益剰余金
  (1) 利益準備金
  (2) その他利益剰余金
     ○○積立金
     繰越利益剰余金
Ⅱ 評価換算差額等
 1 その他有価証券評価差額金
 2 繰延ヘッジ損益

Ⅲ 新株予約権

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

です。

将来、1級合格だけでなく、
株投資で一財産、手にできるかもしれませんよ。

包括利益について

こんにちは。ナスビです。

本試験前は、ただ、覚えるのに必死で
余裕がなく、なぜ、そうなるのかも
じっくりと考えなかったように思えます。

その一つが「包括利益」です。

このごろ、何となくわかった気がします。

「包括利益」とは、ある企業のある期間の財務諸表において
認識された純資産の変動額のうち、
この企業の純資産に対する持分所有者との
直接取引によらない部分、即ち、
資本取引に該当しない部分を意味します。

連結貸借対照表をイメージしてください。

純資産の部は以下のようになっています。


 純資産の部
Ⅰ 株主資本
 1 資本金                ×××
 2 資本剰余金             ×××
 3 利益剰余金             ×××
 4 自己株式             △×××
 株主資本合計             ×××

Ⅱ その他の包括利益累計額
 1 その他有価証券評価差額金    ×××
 2 繰延ヘッジ損益            ×××
 3 為替換算調整勘定          ×××
 その他の包括利益累計額合計    ×××

Ⅲ 新株予約権              ×××

Ⅳ 少数株主持分            ×××
   純資産合計             ×××

この純資産の部の中の「その他の包括利益」に
表示されている数字に注目すると、

1番の「その他有価証券評価差額金」は、
全部純資産直入法、又は、部分純資産直入法により
計算されたその他有価証券の評価差額金を表示する場所
です。

2番の「繰延ヘッジ損益」も
例えば、国債をその他有価証券として保有している場合、
金利変動による国債の価格変動リスクを
回避(ヘッジ)する為、国債先物取引を利用した結果の
数字です。

3番の「為替換算調整勘定」も在外連結子会社等の
株式の売却による増減などを意味する数字です。

これから考えるとわかるように
「その他の包括利益」とは、
「当該企業の純資産に対する持分所有者との
 直接的な取引を通しての数字ではない」
ことがわかると思います。
(資本取引ではないということです)

これらは、又、
当該企業が本業の営業活動によって
獲得した数字ではありません。

それらの数字を表示する区分が
「その他包括利益累計額」として
表示されているのだと
やっと気付きました。

だから「その他有価証券」の評価差額金の
評価方法を「全部純資産直入法」および
「部分純資産直入法」と表現して
全部あるいは、部分的に純資産の部に
表示するんだ~と。

なんか、すっきりした気分です。

なお、包括利益を表示する計算書の形式には、

2計算書方式(連結損益計算書と連結包括利益計算書を作成)
1計算書方式連結損益及び包括利益計算書を作成)

があります。

自分専用のノートを作りませんか

こんにちは。ナズビです。

今日は、仕事収めの日ですね。
お仕事をしながら簿記の勉強をされている方、
お疲れ様でした。来年は、良い年になると
良いですね。

そう願いつつ、やっとのことで年賀状を
したため、先程、郵便局に出してきました。

年賀状を出したら、簿記に頭を戻しましょう~
そう、自分に言い聞かせています。

そして、年末年始の雰囲気にのみ込まれないように
しましょうね。

そこで、年賀状を出した帰りに
文房具屋さんに寄って
B6サイズのノートを2冊購入してきました。

1冊は、工業簿記用でもう1冊は商業簿記用です。

そのノートに自分の苦手なところを
記入したり、新聞を読んで、
法制度が改正されたという情報を得たならば、
切り取ってスクラップしておくのです。

人それぞれで得意不得意は違いますので、
自分流でノートを作ればOKです。

そのノートを空き時間を利用して
目を通すのです。

例えば、私は特殊商品売買が苦手なので、
特殊商品売買に関する会計基準や
模範となる仕訳を記入しておきたいと
思います。

お正月休みがある方、是非、取り組んでみてください。

そして、来年は、合格へまっしぐら!!

多品種製品のCVP分析(その2)

こんにちは。ナスビです。

今回は、前回に引き続き、多品種製品のCVP分析の
問題を解きたいと思います。

前回は、販売量の割合を一定とした場合を
考えましたが、今回は、売上高の割合を一定と仮定
した場合について考えたいと思います。

問題

次の製品別の予定損益計算書にもとづいて
各製品別の売上高割合を3:2とした場合の
損益分岐点の売上高を求めましょう。

      予定損益計算書
       製品A1,000個   製品B1,000個    合計
売上高  100,000(@100)  200,000(@200)  300,000
変動費   50,000(@50)  120,000(@120)  170,000
貢献利益  50,000(@50)   80,000(@80)  130,000
固定費                          14,260
営業利益                        115,740
貢献利益率  50%       40%

今回のポイントは、
「加重平均貢献利益率」を求めるということです。
売上高割合が3:2なので、

50%×3/5+40%×2/5=46%

よって、損益分岐点の売上高は、

14,260÷46%=31,000

製品A 31,000×3/5=18,600
製品B 31,000×2/5=12,400


損益分岐点の売上高は
製品Aが 18,600円
製品Bが 12,400円
となります。

前回の販売量割合が一定とセットで
今回の売上高割合が一定を
理解しましょう。
きっと将来、役に立ちますよ。

多品種製品のCVP分析(その1)

こんにちは。ナスビです。

多品種製品のCVP分析においては
1 販売量の割合が一定と仮定した場合と
2 売上高の割合が一定と仮定した場合を
考えます。

今日は、1番の販売量割合が一定の時を考えます。

問題

次の製品の予定損益計算書に基づいて
各製品別の販売割合を3:2とした場合の
損益分岐点の販売量を求めましょう。

     製品A1,000個   製品B1,000個    合計
売上高  100,000(@100)  200,000(@200)  300,000
変動費   50,000(@50)  120,000(@120)  170,000
貢献利益  50,000(@50)   80,000(@80)  130,000
固定費                          14,260
営業利益                        115,740
貢献利益率  50%       40%

ポイント⇒1セット当たりの貢献利益を考えます。

3個×@50+2個×@80=@310

損益分岐点の販売量は

14,260÷@310=46セット

よって、A製品 3×46セット=138個
    B製品 2×46セット=92個
となります。

この考え方をマスターするととても役に立ちます。

企業会計原則

こんにちは。ナスビです。

本試験までわかってはいるけどなかなか覚えられないのが
企業会計原則の名称です。

覚えては忘れ、覚えては忘れ...
を繰り返して覚えるしかありません。

私は以下のようにして覚えました。

1 真実性の原則
2 正規の簿記の原則
3 資本取引・損益取引区分の原則
4 明瞭性の原則
5 継続性の原則
6 保守主義の原則
7 単一性n原則

の頭文字を覚えるのです。
そうです。
「真・正・資・明・継・保・単」
です。

これを何回も何回も唱えます。

内容は、皆さまはテキストで確認して
頂けるので省略させて頂きます。

この言葉を覚えると
大体、企業会計原則の7つの意味が
イメージできますよね。

そこで、私が一番なじみがなかったものを
ここに書きます。

私は、「資本取引・損益取引区別の原則」
を理解するのに時間がかかりました。
しかし、勉強を進めるうちに
なんとなくポイントがわかりました。

例えば、
新株を発行して資本金と資本準備金に仕訳を
するとき、

当座預金 ×××  資本金 ×××
            資本準備金 ×××
と仕訳します。
この仕訳に「利益準備金」は登場できないわけです。
元手として株主から株を購入してもらうことで
獲得した数字なので資本取引に関する勘定科目を
使用し、損益取引に関する科目を
使用することができません。

なぜならば、損益に関する「利益準備金」や
「繰越利益剰余金」は企業が営業活動を通して
獲得した数字を仕訳するからです。

こんなことを勉強を進める中で
自分で感じ取ることができました。

今はわからないことがあっても
とりあえずは、前に進みましょう。

これは、どんな勉強に関してもいえることだと
思います。
さあ、ゴール目指してがんばりましょう。

会計公準

こんにちは。ナスビです。

本試験後、もう一度、基礎を固めようと思い、
復習の毎日です。

解ってはいる筈なのに改めて言われると
そうなんだな~と思うことがしばしばあります。

例えば、「会計公準」です。

「会計公準」とは、企業会計が成立するための基本的前提を
指します。そして、3つの公準があります。

1 企業実態の公準
 会計計算は、企業を所有者から区別して
 企業それ自体を1つの会計単位として行うべき
 とする企業会計上の基本的前提のことです。

2 継続企業の公準
 企業を未来に向かって継続的な活動をして
 利潤を追求する存在としてとらえ、
 その企業活動を便宜的に期間的に区切って
 利潤計算を行うとする公準。

 期間を区切ることで企業の利潤の計算が
 しやすくなり、業績も解り易くなります。
 この考え方のもとに「会計期間」があります。

3 貨幣評価の公準
 会計計算は、物量的な尺度で表現するのではなく、
 すべて貨幣によって行うべきとする前提のことです。

 よって「建物3棟」という表現はしないと
 いうことになります。混乱を避けるためです。

 国際会計基準(IFRS)をいう言葉を
 よく耳にします。

 これは、国際的に統一された基準で財務諸表を
 作成し、国の隔たりなく、財務諸表の比較が
 できるようにすることを目標の一つにしています。
 そうすれば、別の国の企業にも投資をすることが
 できるようになりますね。
 財務諸表が読めるということは、
 とても便利なことなのです。
  
 ただ、現在、世界的には欧州危機などによって
 経済が混乱しているために、IFRSの導入の論議が
 下火になっています。それどころではないという
 感じかもしれません。
 
 話をもとに戻します。
 損益計算書をみてみましょう。
 損益計算書にも「会計公準」が表現されています。 

     損 益 計 算 書
○○(株)自平成×1年4月1日至平成×2年3月31日 (単位:円)

この形式は、ごく普通の損益計算書の形なのですが、

株式会社名 ⇒ 企業実態の公準
会計期間 ⇒ 継続企業の公準
計算単位の表記 ⇒ 貨幣評価の公準

をあらわしているのです。
そう考えると面白いですよね。

私がかつて働いていた会社は
日本の事務所においては、
勘定科目は英語表記でしたが、
貨幣評価は「円」でした。

そして、決算を迎えて本社が
連結財務諸表を作成し、
出来あがった連結財務諸表に目を通すと
貨幣評価はもちろん、本社のある国の貨幣表記へと
変化していました。

香港にある事務所は、香港ドル、
韓国にある事務所は、韓国ウォン、
台湾にある事務所は、台湾ドル
で表記されていた個別財務諸表を
連結するという作業は
本当に大変だっただろうと思います。

だからボスが
「書類の期限を守ってくれて嬉しいよ~」
なんてほめてくれていたのだと
今更ながらに思います。

それでは、今日は、ここまでとさせていただきます。
今日は12月24日。
皆さんのところにもサンタが来ますように!!

私のところには、今日、先輩からのプレゼントが
届きました。嬉しかったです!!ゴキゲン!!

CVP分析(損益分岐分析)その2

こんにちは。ナスビです。

さて、実際にCVP分析を扱った問題を
解いてみましょう。
本試験前に何度も見た問題です。
この解き方を覚えていると便利です。

問 題
以下の資料に基づいて税引き後の
目標総資本経常利益率12%を達成するために
必要な税引前の年間目標経常利益および
年間目標販売量を計算しましょう。
営業外損益は固定費の修正項目とします。

1 製品1個あたりの予定販売価格は 30,000円。
2 製品1個あたりの変動製造原価は以下のとおり。
(1) 直接材料費   7,000円
(2) 直接労務費   4,000円
(3) 変動製造間接費 6,000円

3 製品1個あたりの変動販売費は 1,000円

4 年間固定予算額は以下のとおり。
(1) 固定製造間接費 4,000,000円
(2) 固定販売費   2,000,000円
(3) 固定一般管理費 2,400,000円

5 年間の営業外収益、990,000円
 営業外費用 1,106,000円

6 年間の平均使用総資本は 50,000,000円

7 法人税は40%

解 答

1 税引前年間目標経常利益
(1) 税引後年間目標経常利益は?
  50,000,000×12%=6,000,000
(2) 6,000,000÷(1-0.4)=10,000,000

2 年間目標販売量
(1) 製品1個あたりの貢献利益を求めると、

 売上高               30,000
 変動費
  直材          7,000
  直労          4,000
  変動製造間接費   6,000
  変動販売費      1,000  18,000
 貢献利益              12,000

(2) 固定費の修正
 (4,000,000+2,000,000+2,400,000)
 -990,000+1,106,000=8,516,000

(3) 目標販売量
 (8,516,000+10,000,000)÷@12,000=1543個

となります。

最後の 固定費(調整後)+税引前経常利益
        貢献利益
    =目標販売量

という式は是非、覚えておいて下さい。

CVP分析(損益分岐分析)その1

こんにちは。ナスビです。
最近の出題傾向としてCVP分析は
押さえておきたい分野です。

CVP分析は
ポイントを理解すると
解き易くなります。

そもそもCVP分析とは
いかなるものでしょうか。

C=原価
V=営業量
P=利益

を意味します。

CVP分析は、短期利益計画を立てる場合において
有用な情報を提供してくれる分析法です。

固定費が決まっているとき、
製品を何個生産販売すると利益がでるか
などという分析に有用です。

例えば
    製品1個当たり  100個生産販売  200個生産販売  
売上高  @100(100%)  10,000(100%)   20,000(100%)
変動費   40(40%)    4,000(40%)    8,000(40%)  
貢献利益  60(60%)    6,000(60%)    12,000(60%)
固定費               7,000       7,000
営業利益             △1,000       5,000

という具合にどれ位生産販売すると利益がでるのかを
予め、想定することができます。

実は、さっきまでCVJP分析のドリルを
解いていたのですが、
きちんと表現したくてもう一度テキストを
めくってみました。
すると、新たな発見がありました。

上記を基礎として考えると
色々な問題に応用できるということです。

上記は、固定費が一定の時を想定していますが、
経費節減などで固定費にメスを入れたい時、
いくら位節約すれば、利益につながるかを
予め計算できるということにもなりますね。

次回は、実際に問題を解いてみたいと思います。

特殊商品売買(試用販売 その2)

こんにちば。ナスビです。

さあ、前回の続きを考えましょう。

決算生理前残高試算表(以後、前T/Bと表します)の
繰越商品 251,100 は、
今期首における 手許商品と試用品有高の合計を示しています。

売上原価の算定をすると

仕入   251,100   繰越商品 251,100
j繰越商品 590,550   仕入   590,550

となります。T字で考えると

      繰越商品
-------------------------------------
前期繰越    |  仕入勘定へ
 手許 132,060 | 手許 132,060
 試用 119,040 | 試用 119,040
--------------------------------------
仕入勘定より  |
 手許 396,800 |
 試用 193,750 | 


     
        仕入
---------------------------------------
当期商品仕入高 |期末商品棚卸高
 前T/B仕入   |手許 396,800
 1,587,200   |試用 193,750
---------------------------------------
期首商品棚卸高  |
 手許 132,060  |
 試用 119,040  |


となります。

試用品原価率=原価/売価=0.75/1.2=0.625(62.5%)
期末商品棚卸高 396,800+310,000×62.5%=590,550
       (手許商品)+(試用販売契約)×原価率

よって、
     損 益 計 算 書
○○株式会社 自H×2年4月1日至H×3年3月31日 (単位:円)
---------------------------------------------------
Ⅰ 売上高
 1 一般売上高     992,000
 2 試用品売上高    806,000     1,798,000
Ⅱ売上原価
 1 期首商品棚卸高   251,100
 2 当期商品仕入高  1,587,200
     合計        1,838,300
 3 期末商品棚卸高   590,550     1,247,750
    売上総利益                550,250

となります。
慣れるまでひたすら練習です。
頑張りましょうね~。
 

特殊商品売買(試用販売 その1)

こんにちは。ナスビです。

私は、「特殊商品売買」が苦手です。
ここにきて、やっと仕訳をしながら
順番に考えていけば
解答に近づけると思えるようになりました。

今日は、特殊商品売買の一つのジャンルである
「試用販売」を対照勘定法で考えてみましょう。

―― 問題 ―-

以下の資料に基づいて損益計算書を作成しなさい。
(決算年1回、3月31日)

1 決算整理前残高試算表

      決算整理前残高試算表 
       平成×3年3月31日      (単位:円)
________________________   
繰越商品   251,100 | 一般売上  992,000
仕入    1,587,200  | 試用品売上 806,000
試用販売契約 310,000 | 試用仮売上 310,000

2 期末商品棚卸高
 手許商品 396,800

3 原価率は毎期一定であり、一般販売の原価率は
  75%、試用売価は一般売価の20%増である。

4 試用販売は前期より開始しており、試用品有高は
  119,040である。

とします。

さて、ここで考え方のポイントです。

決算時、売上原価の計算は、一般販売と一括して
行う、ということをしっかりと頭に入れて
考えましょう。
このことは、買い取りの意思表示のない試用品の
原価を計算し、繰越商品として次期に繰越すことを
意味します。。

続きは、次回とさせていただきます。

継続は力なり

こんにちは。ナスビです。

11月の簿記本試験が終了して
1か月がたとうとしています。

皆さんはどんな1カ月を過ごされたでしょうか。

私は、合格したらご褒美に旅行する、と
自分に言い聞かせて勉強していましたので、
まぁ、とにかく行こうかな~なんて
自分を甘やかして(?)
以前より予約しておいた旅行に
11月の末に3泊4日の日程で出かけました。

旅先で色々なことがありましたが、
どうしても頭から離れないことがありました。

そうです。「簿記」です。
飛行機の中で「法令集」を見たりはしたものの
夢の中で簿記に集中している自分と出会ったり
しました。

簿記の問題を解かないといられない...
というのでしぃうか。

しかし、せっかく現地に来たのだから
今は楽しもうと思い、
色々なところに出かけました。

現地で夕暮れ時、道に迷い...
泣きたくなりましたが、
必死で「落ち着け~」「落ち着け~」と
自分を励まし、なんとかホテルに
戻れました。

レストランに入り、
現地の地図を必死で調べたり、
現地の人に尋ねたり...

それでも「簿記」が頭から離れなかったのには
自分でも驚きました。

冷静にその時の問題に取り組めたのは
簿記の問題と向き合う訓練を
したからに他ならないと感じました。

ぐちゃぐちゃに絡まった糸をほどく...
そんな一面が簿記の総合問題には
ありますよね。

是非、簿記を諦めることなく
続けて下さい。

時には、ジョギングなどして
身体の血のめぐりを良くしてくださいね。

ジョギングすると疲れた肩や目の
血行がよくなります。
肩が軽くなったり、
視界がすっきりしたりします。

投げ出さないでみんなでがんばりましょう。


活動基準原価計算

私を応援して下さった方が
「試験、どうだったですか?」
と質問して下さることがあります。
やっぱり、シビアな質問ですね...
「会計士さんになる方も受験する試験で
合格率10%の壁は厚かったです」
なんて言い訳している自分が
情けないです。

さて、今日は、「活動基準原価計算」の
復習をしました。

伝統的な原価計算は、
大量生産をベースにしています。

しかし、物質的に豊かになった昨今では、
消費者のニーズが個性的になり、
供給する側も消費者のニーズを
いちはやく捉えて、
自分たちの製品作りに反映しなくては
ならなくなりました。

そこで、製品の多様化や生産ロットの少量化が
起こり、製造工程の複雑化をもたらしました。

とすると、製造間接費の製品への配賦にも
大きな変化がもたらされることになったのです。

直接材料費や直接労務費は、
そのまま製品に配賦されるとしても
製造間接費においては、
その製品にかかった分だけは
当該製品に直接配賦しようという
考え方が「活動基準原価計算」の考え方です。

手間のかかる少量生産の製品に対しては、
それ相応の代金を配賦し、
消費者にその製品のグレードに応じた分を
負担してもらおうとするものです。

1 直接材料費および直接労務費は今まで通りの計算

2 コストプール別製造間接費を把握する。
  コストプール別に把握された製造間接費を
  活動作用因(コストドライバー)に基づいて
  原価計算対象へ配賦。

3 コストドライバーごとに計算した数字を合計して
  当該製品の製造間接費として集計する。

私も始めは、「何のことですか」状態でしたが、
何度か基本問題を解きながら身体で覚えた感じです。

例えば、段取作業コストプール(480,000円)が
あったとして、
このコストプールに対応するコストドライバーを
捜し、それが「段取回数」だと分かれば、

製品    X    Y   Z に対し、
段取回数 80回  60回  100回
の時、

480,000÷(80+60+100)=2,000
X 2,000×80=160,000
Y 2,000×60=120,000
Z 2,000×100=200,000
合計     480,000 となり、
製品それぞれに配賦するのです。

簿記学校のイベントに参加してみませんか

こんにちは。ナスビです。
皆さまは簿記学校のイベントに参加したことは
ありますか。

一度、簿記学校のHPを開いてみてください。
簿記1級のためのイベントが時々、開催されています。

例えば、本試験当日の解答速報会の開催や
簿記1急受験を考えている人に対して、
簿記1級の勉強の方法を
教えて下さったりするイベントが
開催されることがあります。

独学がゆえに気がつかなかった事に
気付くことができたり、
簿記1級に取り組んでいるのは、
自分だけではない、と感じることが
できます。
又、出題傾向を教えていただいたり、
新しい法改正についても
情報が得られます。
(日商の試験問題には新しい法改正分野が
 よくでるらしいですよ)

仕事をしている人への配慮でしょうか。
土日祝日に開催されることが
多いと思います。

私も時々、参加させていただいています。

また、自分のわからないところを
それとなく、質問してみるとか...
貪欲になりましょうね。

合格率10%、プラス「10点以下の足切り」という
高いハードルを乗り越えるためには
積極的に行動することも必要だと思います。

税理士になった友達

英文会計のアシスタントの仕事に就いた時、
何もわからない私に簿記を教えてくれたのが
去年、税理士の資格を取った友人です。

当時の私は、英文学部を卒業したばかりで、
とにかく、英語に関係する職業に
就きたくて、必死で就職活動をしました。

今ほどではありませんが、
景気の良い時ではなかったので
ずいぶん、蹴られて落ち込みつつも
何とか入ることができた会社でした。

簿記の「ぼ」の字も解らない私に
怒りもせず、「教えるね~」と言いながら
丁寧に丁寧に会計ソフトの入力の方法から
勘定科目の意味や財務諸表の読み方まで
指導してくれました。

その人物に出会えなかったら
きっとお局様のイビリ(?)に耐え切れず、
早々に退職していたと思います。

その人物は、ある程度簿記を私に教えてくれた後、
「税理士になります」と会社を辞めました。
それからが私と簿記との格闘の始まりでした。

簿記3級から2級へのステップ・アップ等です。

しかし、本社のボスにおだてられつつ(?)
なんとか仕事とおつきあいさせて頂きました。
(今、そのボスにお会いして感謝の意を
 伝えたくて仕方ありません)

税理士になったその人物のアドバイスを
皆さまにもお伝えします。

彼女も簿記3級から始め、
簿記1級に合格して税理士講座に
臨んだのです。
そして、今は、個人事務所を構えて
地域に奉仕する税理士の先生です。

その人物、曰く、
「諦めないで、何度も何度も同じ問題を解く」
だそうです。答を覚えるのではなく、
解き方の流れを身につけるということだそうです。

基礎問題から応用問題に移ったとき、
投げ出したくなりますよね。
先輩の言葉を信じて
頑張りましょうね。

連結財務諸表

連結財務諸表について先だっての簿記1級本試験前に
気がついたことがあります。

テキストには文字になっており、
それに視線は行っていても身体で自分のものに
なっていなかったというか...

このことに気がついたときは、
本当にうれしかったので今日、日記に書きます。

連結財務諸表の問題には、
「開始仕訳」が必ずつきものです。

正直、面倒だな~と不謹慎にも思っておりました。

さて、テキストには、
「親会社と子会社の個別財務諸表は、
 それぞれの財務諸表から誘導的に作成される。
 しかし、連結財務諸表は、会計帳簿に
 基づくものではなく、親会社と子会社の
 個別財務諸表に基づき、(個別財務諸表基準性の原則)、
 当該個別財務諸表を連結精算書上で合算し、
 それに修正を加えることによって
 作成される」
とあります。

私も、この字面は理解しているつもりでしたが、
本当は、本試験直前まで理解していなかったことに
気付き、又、本試験前に気付けたことを
とても嬉しく思ったのでありました。

何のことはありません。
連結財務諸表は、毎年、毎年、
親会社と子会社の個別財務諸表を合算するので

第一に、支配獲得日の子会社の資産および負債の時価評価を
引き継ぎ、

それから個別財務諸表を合算して
「開始仕訳」を行い、
当年度における連結修正、
例えば、
1 のれんの償却
2 当期純利益の少数株主持ち分への振替え
3 剰余金の配当の修正

と進めばOKなのであります。
この作業をしてからでないと
連結PLや連結株主資本等変動計算書、
連結BS、連結キャッシュフロー計算書に
移れないのです。

「毎年、毎年、個別財務諸表を合算する」
ということを頭に入れていれば、
それだけで解決です。

だから「開始仕訳」が必要なのです。

私が、「な~んだ、そうだったのか」
と膝を叩いて、上機嫌になった瞬間でした。


部門別計算

こんにちは。ナスビです。

私は、働いていた時に日商簿記2級を取りました。
2級合格の興奮から冷めないうちに
勢いで1級の勉強に移ろうとしたのですが、
当時のテキストは、白黒印刷で図や挿絵が
あまりありませんでした。

2級と1級の差に圧倒されて
1級のテキストを購入したものの
そのまま放置してしまった苦い思い出があります。

そんなわけで、自分を奮い立たせて1級に
取り組み始めたものの、
苦手な「工業簿記」ネックになって
どうしても勉強が進みませんでした。

部門別個別原価計算に入ったころには、
もう何が何だかわからなくて...
もう一度、最新の2級のテキストを購入したわけです。

最近のテキストは、色分けされていたり、
図が示されていたり、とてもカラフルです。

2級を復習しながら、部門別計算分野の
自分の弱点を考えてみました。

部門別計算は、仕訳も大切ですが、
何よりも大切なポイントは、

「勘定連絡図」が頭に入っているかどうかです。

これが頭の中にイメージできないでいると
「正常配賦率」も「予算許容額配賦」も「シュラッター図」も
トンチンカンになり、何が何だかわからなくなります。

部門別計算で大切なのは、
1次集計によって補助部門に集計された
補助部門実際発生額を
その補助部門が用役を提供する関係部門に
どのように配賦するかであります。

だから是非、勘定連絡図を頭に描きながら
問題を解いて下さい。
そして、生産データをその都度自分で整理し、
メモ書きすることを習慣にしましょうね。

きっと楽しくなりますよ。
この段階を経てから
標準原価計算に移られることをおすすめします。

返品調整引当金

今日、商業簿記を復習していて、
すっかり忘れていたジャンルがあります。

それは、「返品調整引当金」の処理です。

「返品調整引当金」とは、
特別な業種で販売した製品や商品の返品を
認めることをお客さんに明示している場合、
その返品による損失額のうち、
当期の売上収益に関するものを見積計上するために
設定される引当金のことです。

ーーー決算時の会計処理ーーー
返品調整引当金繰入 XXX  返品調整引当金 XXX
です。

財務諸表上の表記は、
返品調整引当金繰入は、当期の売上収益(利益)から
控除すべき費用としての性格をもっているために
PL上は、売上総利益から控除する形で表示します。
又、返品調整引当金は、BS上、流動負債に表記します。
(このことをすっかり忘れていました)

決算整理前残高試算表に
「売上戻り」「返品調整引当金」と
表記されていたら...

1 「売上戻り」(すべて前期売上分より発生とします)の
  数字から仕入原価を計算し、
  当期商品仕入高に加算します。
  (戻り商品は当期に販売済とする)

2 問題文に翌期において当期の売上にかかわる返品予想額が
  提示されていますので、今期末における返品引当金の
  設定をします。(差額補充法)

j★期中取引の修正
 返品調整引当金 (数字A)  売上戻り (TB上の金額)
 仕入   (TB上の売上戻りー数字A) 
 
 数字A:TB上売上戻りの金額から算出した売上戻り分利益
 例えば、売上戻りが10,000の時、利益率が12%の時は1,200

★売上原価の算定   
 仕入 (期首繰越額)     繰越商品 (期首繰越額)
 繰越商品 (期末商品棚卸高) 仕入 (期末商品棚卸高)

★今期返品調整引当金の設定(差額補充)
 返品調整引当金繰入 XXX  返品調整引当金 XXX

(問題文に翌期において当期の売上にかかわる返品予想額に
 当期の利益率を掛けて算出 当期見込額が8,000で
 当期の利益率が15%とすると、当期設定額が1,200となる)=Bとする。

(期首残高返品調整引当金ー当期取崩額(数字A)=Cとすると、
B-C=Dが差額補充の金額となる、でした。
今度は、忘れないようにします。

自作のドリルを作りませんか

こんにちは。ナスビです。

簿記1級の勉強は忘却との戦いです。
一通りテキストを見直してホッとしていると
始めのページをすっかり忘れていた...
なんてことになりがちです。

そこで、会計学・商業簿記・工業簿記・原価計算の
それぞれの分野で簡単なドリルを作るのです。

例えば、工業簿記分野において...

1 CVP分析
2 高低点法・最小自乗法
3 直接原価計算方式による基本予算編成
4 販売部門の差異分析
5 セールス・ミックス差異
6 税引前管理可能残余利益の計算方法
7 部品の自製か購入かの意思決定
8 追加注文を引き受けるべきか否かの計算
9 経済的発注量の計算方法
10 最適セールス・ミックスの決定

などというようにキーワードごとに
簡単なドリルを自分で作成し、
勉強前にチラ見するのです。

これを4分野で行えば、
忘却を征服できるかもしれませんよ。

私も作りました。
内部利益率の計算方法を再び忘れてしまい、
今日はちょっとがっかりしながら
覚えなおしたところです。

さあ、頑張りましょうね~!!

本試験後の自分と向き合う

本試験を終えて3週間が過ぎてしまいました。

このままの調子でいいのだろうかと
不安が頭をもたげ始めました。

本試験後、簿記学校の解答速報をインターネットで
確認する限り、合格発表を待たなくても
結果は出ています。
この結果を踏まえ、次回に向けて
何とか自分を奮い立てようと自分を励ましています。

そこで、もう一度、心構えを考え直すことにしました。

1 早寝早起きの励行で出来るだけ勉強は早朝にする。
  (夜遅くに問題を解く場合と早朝では頭の回転速度が
  違います)
2 いつも同じ時間に勉強を始め、習慣化する。
  (今日は、○○○があるから仕方がない...と言い訳しない)
3 隙間時間にコンパクトサイズの問題集に目を通す。
  (大手の書店で簿記コーナーを覘いて見て下さい。
  色々出ていますので、自分にあったものを
  入手してください)
4 問題を解く時は、雑念を捨てる!!
5 基礎編を先ず、固めてなるべく早くに応用編に移る。
6 日商簿記検定6月試験前に2月に全経上級試験があるので
 それに合格できるように努力する。
  (一番近い全経上級試験は、2012年2月19日です。
  インターネットからでも申込可能)
7 問題を解く時は、ダラダラ解かずに目標時間が
  問題に付されているので時間を計りつつ
  その時間内に解けるように努力する。
8 周囲を味方につける。
  (落ち込んだ時に励ましてくれる存在は有難いです)

次回は、何としても合格したい!!!

税効果会計

こんにちは。ナズビです。

税効果会計が総合問題に出てくると正直なところ、
目をつぶりたくなります。
テキストではカンペキ(?)とまではいかなくても
必死で解いて少しは自信があったのに...
総合問題になるとどうしても点数に結びつかないのです。

いつも企業会計上の資産と課税所得計算上の資産を
比べたり...その場その場で繰延税金資産か
繰延税金負債になるかを判断していたのです。

しかし、本試験後、改めてテキストを見ていたら
すごい表現に目がとまりました。

なんで本試験前に気がつかなかったのかと
少し腹立たしくもなりました。

ーーー将来減算一時差異の項目ーーー
・棚卸資産の評価損
・引当金の繰入限度超過額
・減価償却費の償却限度超過額
・未払事業税
・その他有価証券の評価差額(評価損の場合)など

ーーー将来加算一時差異の項目ーーー
・積み立金方式による圧縮記帳
・その他有価証券の評価差額(評価益の場合)など

とあるではありませんか!!!!
「え~、これを覚えればその場で吟味しなくてもいいじゃない!!
 将来加算一時差異の2つだけを覚えれば、
 その他はみんな将来減算一時差異ということに!!!!」

物凄い衝撃とともに問題と向き合うなかで、
その場その場で吟味しなくてもよくなった安堵感を
覚えました。

これで少し、総合問題で税効果会計に出会った時に
余裕が出るかもしれません。

今日は、本当に良いことに気付きました。
嬉しいわ~

原価計算基準に親しみましょう

こんにちは。ナスビです。

工業簿記・原価計算の問題を解く時、「原価計算基準」に
慣れ親しんでいると問題が解き易くなります。

覚えなくても良いですから何らかの方法で入手して
手許に置いておきましょう。

そして、電車の中や自宅でゴロンと横になったときなどに
目を通すのです。

冊子になったものを大手の書店で探してみましたが、
適当な冊子が見つかりませんでした。

そこで、インターネットで検索をしてみると
PDFの形で入手することができました。
印刷をして手許においています。

「原価計算基準二七 仕損および減損の処理」においては、
「原則として、特別に仕損費の費目を設けることをしないで、
これをその期の完成品と期末仕掛品とに負担させる」と
あります。

この表現は、「正常減損度外視法」が
「原則」であることを我々に伝えているのです。

私が以前、問題を解いていると...
正常減損費の処理について特に指示がされて
いませんでした...

そこで、悩んでいるとこの「原価計算基準二七」を
思い出すようにアドバイスを受けたことがあります。
その時に「原価計算基準」に親しむことの大切さを
かみしめたナスビでありました。

諦めずに簿記を楽しみましょう

こんにちは。ナズビです。

先日の簿記1級の本試験を受けて、
心機一転とは思ってみても
工業簿記、原価計算、商業簿記、会計学
というタイトルのテキストを眺めると、
途方に暮れそうになります。
次回、受かるという保証はないんだし...と
ついつい悲観的になってしまいます。

しかし、よ~く考えてみましょう。
テキストをめくって苦手だったところを
もう一回、解いてみましょう。

一歩、進んでいる自分に気づきませんか。
初めて見た時、「何、これ?」と
途方に暮れていたのに、必死で努力しましたよね。
本試験前に何とか合格しようと頑張りました。

よく出来る先輩は、テキストを本試験前までに
4回、見直したそうです。その先輩に続けと
私も実は、3回、目を通したのです。
(1回、足りませんでした...)

それでも私、落ちちゃった~なんて思わずに
もう一度、解き直してみましょう。

きっと、きっと解答時間が短くなっていますから。
それと、今までわからなかったことが
わかるようになったりと新発見がきっとあります。

今日、解き直したら「な~んだ、そういうこと?」と
発見がある筈です。

この喜びがあるから簿記はやめられないのです。
簿記を楽しみましょう。
そして、新しい自分とであったら
思いっきり、自分を褒めてあげましょうね。

この日記を読んで下さる皆さま、
みんな一緒に合格しましょう!!

為替予約(独立処理)

こんちには。ナスビです。
前回は、為替予約の一つの方法である振当処理をみました。
今回は、もう一方の「独立処理」をみてみましょう。

独立処理は、為替予約取引を外貨建取引とは別のものとして
処理をします。よって振当処理の時のような
「直直差額」や「直先差額」という考え方は必要ありません。

私は、直物相場の外貨建取引と先物相場の為替予約取引を
並べて仕訳を書きます。

即ち、左に外貨建取引、右に為替予約取引の仕訳を書きます。
そして、別の場所に「1ドル当りの為替相場の推移」を書きます。
こうすることで比較対比がし易くなります。

なお、予約時には、為替予約取引の仕訳は必要ありません。
このわけは、為替予約の締結時には、債権と債務の価値が
等しいので金融資産と金融負債が計上されることが
ないからです。

また、決済前に決算を迎える時は、外貨建取引の方で
(借)支払利息××× (貸)未払利息×××
の仕訳を忘れないようにしなくてはいけません。
ということは、翌期首に振戻しをしなくてはならないことも
大切です。

問題を解く中で仕訳を身体で覚えましょう!!

為替予約(振当処理)

こんにちは。ナスビです。
本腰を入れて勉強を始めようと自分に言い聞かせています。
本試験を受けて思うこと...基礎を一つ一つ積み上げれば、
必ずや合格できる...と。
そこで、苦手なところから復習をしようと決めました。
先ずは、「為替予約」です。為替予約には、独立処理と
振当処理があって...振当処理は、外貨建金銭債権債務取引と
為替予約とを一つの取引とみなして処理する方法だから...
あれれ~何で??私ったら試験前に頭に仕訳を叩き込んだ筈なのに、
もう忘れているではないですか!!気を取り直して...
肝心なことは、為替予約をドルでした場合の振当処理は、
「1ドル当たりの為替相場の推移」を線表に表すことでした!!
その線表に直直差額と直先差額を記入して...
前受収益と為替差損益、支払利息を算定する...でした!!
今、日本企業は「円高」で苦難を強いられているのですが、
為替予約担当の方は、日々、大変なんだろうな、と
改めて思うナスビでありました。

電卓を効き手と反対の手で打つための練習方法その2

こんにちは。ナスビです。
前回は指の置き場所を提案しました。

今回は、速く正確に打つ為の練習をお伝えしようと思います。
私が知人に教えて頂いた2つの方法をお伝えします。

1番目は、一日数回、1~100まで出来るだけ速く打つ
練習をします。はじめは、キーを見ながら打ちますが、
そのうち、見なくても感覚で打ちこめるようになります。

1~100までを打つと、合計5050になります。
そうです。(1+100)×100÷2=5050です。
5050が頻繁に出せるようになったら
慣れて来た証拠です。

2番目は、これも知人から教わった方法です。
簿記3級の頃の教本に出ている試算表や精算表を
何度も計算するのです。

これらを重ねて行くと、およそ1ヵ月程でブラインド・タッチが
できるようになります。頑張ってみてください。

ちなみによく出来る知人は、毎日、自分の電卓を
柔らかい布で拭いてあげていました。
そう「お手入れ」です。その知人は、今回の試験で
合格しているのではないかと私は思っております。
「電卓」を大切にしましょう。するときっと
良いことがありますよ。

電卓を効き手と反対の手で打つ為の練習方法

こんにちは。ナスビです。
今日は、効き手と反対の手で電卓を速く、確実に打てるよになる練習方法を
提案します。1級の工業簿記・原価計算では電卓を如何に正確に速く打つかが
問われてきますので、皆さんご一緒に頑張りましょう。

まず、中指で「5」のキーを押さえます。(「5」のキーには突起があります)
左手だと人差し指が「6」、薬指が「4」ですね。
これが基本です。ここからブラインド・タッチが
始まりますよ。

人差し指は「9」「6」「3」を中指は「8」「5」「2」、
薬指が「7」「4」「1」です。
それぞれの指は左右に動かさず、
上下に動かすだけです。

ただし、電卓のキーの配置で多少、変わってくるのでご了承ください。
(続く)

電卓を効き手と反対の手で打ちませんか

皆さん、こんにちは。ナズビです。
電卓を選んだら...今度は、効き手と反対の手で電卓を打つ練習をしませんか。

ちなみに私の効き手は右手です。左で打つと、1ヵ月程は
うまく反応しなかったり、時間がかかったりと大変な時もありましたが、
慣れると、とても勉強の進度がスムーズになりました。

左で打って、右で鉛筆を持ち、問題を解くのです。
こうすると右手の疲れを軽減することができます。
効き手は仕訳を書いたり、問題文をチェックしたりと
大忙しです。その上電卓キー入力では重労働で悲鳴をあげて
しまいます。

仕事に就いていた頃、年度末に会計監査が入り、
公認会計士の先生方が監査をして下さいました。
その先生方のスマートな印象は今でも
忘れることができません。

この効き手と反対の手で電卓を打つということは、
公認会計士の先生に教えて頂いた方法です。
皆さんもトライしてみませんか。

電卓、その2

皆さん、こんにちは。ナスビです。
私の失敗談をお話します。簿記2級の試験当日、2級は午後からの試験なので、
自宅で当日の午前中も必死で問題を解いていたのです。そして、いざ、本試験へ
出発!!ということで、自宅を出て、電車にゆられて試験会場へ...

つり革を握りながらも本にかじりついていたら...あいたたた~なんと私としたことが...もう大失敗!!そうです。電卓を大切な電卓を自宅の机の上に置いて来たことに気づいたのです。泣きたかったけれど、冷静に考えて試験会場に向かう途中に
家電量販店があることに気付き、1000円程度の安めの電卓を入手して会場へ。

そして、試験開始!!今度は、背筋に寒いものが走りました。電卓が指の動きについてこないのです。「00」の連打ができませんでした。本当に青くなりました。それでも何とか試験を受けて事なきを得ました。ありがたいことに「合格」していました。

あまり良い点数ではありませんでしたが、本当に良い経験をしたと思っています。そんなわけで、皆さまに「電卓をケチらないで下さい」と前回お話したのです。
それでは、また。

先ずは、大切なお友達、「電卓」を選びましょう

皆さん、こんにちは。ナスビです。先ずは、「電卓」の話をさせて下さい。

私は、2級の時に使っていた電卓で勉強をしていたのです。しかし、勉強を
進めるうちに桁数が足りないことに気が付きました。皆さん、12桁の電卓を
用意しましょう。そして「ルート計算」ができるかどうかも確認して下さいね。

なお、音(メロディ)が出る電卓は避けて下さい。本試験会場で使用することは
できません。それと、大切な「友達」になるのですからケチらないで
それ相応の金額を出して下さい。大型量販店に行って、簿記1級試験を
受ける予定だと伝えると、丁寧に教えて下さいますよ。

是非、この際ですから性能の良い、自分の指によく合う電卓を見つけて下さい。

日商簿記1級検定本試験を受けて来ました

今年の1月より心機一転、日商簿記検定1級獲得を目指し、勉強を始めた「ナスビ」(ペンネーム)です。どうぞよろしくお願いいたします。

私は、以前、ある企業で英文会計のアシスタントをしていたことがあります。その際、簿記2級だけの力では、どうしても物足りないものを感じていましたので、挑戦することにしたのです。

キャッシュフロー計算書や税効果会計のしくみに触れることが出来、本当に発見の連続でした。2級では苦手だった工業簿記も勉強を進める中で好きになりました。

しかし、いやはや...トホホでした。完敗です。「1回で合格するもん」なんて発していた自分が恥ずかしくなりました。

さて、皆さん、ご一緒に勉強を始めましょう!!もう来年6月の試験勉強は始まっていますよ。

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